はじめに
FO(Flex Order)は、もともと私自身が実運用していた
自動売買
システムを再設計し、コア部分を切り出したものです。
現在も、私自身の口座でメイン基盤として稼働しています。
しかし、最初からこの形だったわけではありません。
そこには、実戦でしか味わえない泥臭い失敗と試行錯誤がありました。
再設計にあたっては、基盤部分だけでも100時間以上を費やし、 例外処理と安定性の検証を徹底的にやり直しました。
「株テック | Kabutech Lab.」は、日本株トレードを初心者向けに解説するメディアです。
ツールの使い方や考え方、環境構築方法を学ぶ場として、主に以下の内容を解説しています:
バックテストは自作プログラム(Pandasなど)で応用可能、発注は他の証券会社のRSSなどでも対応できます。
特定の証券会社やツールを強く推奨するものではありません。
以下の点にご留意ください:
投資はあくまで自己責任です。リスクを理解して慎重に取り組んでください。
当サイトでは一部アフィリエイト広告を利用しています (プライバシーポリシー)。
ご質問はこちらまでお気軽にどうぞ。
FO(Flex Order)は、もともと私自身が実運用していた
自動売買
システムを再設計し、コア部分を切り出したものです。
現在も、私自身の口座でメイン基盤として稼働しています。
しかし、最初からこの形だったわけではありません。
そこには、実戦でしか味わえない泥臭い失敗と試行錯誤がありました。
再設計にあたっては、基盤部分だけでも100時間以上を費やし、 例外処理と安定性の検証を徹底的にやり直しました。
API を使った 自動売買 を始めた当初、私はとにかく「動かすこと」を優先していました。
新しい条件を継ぎ足し、エラーが出ればその場しのぎの修正を加え、ログも後付け。
機能が増える一方で、コードは徐々に複雑化し、いわゆる “スパゲッティコード” の状態に陥っていました。
システムは動いている。
しかし、一箇所を直せば別のどこかが壊れる。
実資金を運用している以上、この不安定さは精神的なコストとして重くのしかかりました。
「寝ている間にエラーで止まっていないか」
この不安は、運用者にとって最大の敵です。
開発室では完璧に見えても、実際の市場はイレギュラーの連続でした。
そのたびに場当たり的な修正を重ねる日々。
そこで痛感したのは、「ロジック以前に、基盤が圧倒的に脆弱である」 という事実でした。
小さな不整合の積み重ねが、結果として無視できない損失を生んでいたのです。
システムが「設計通り」に動きだした日のことを、今でも覚えています。
その時、
ポジション
は含み損だらけでした。
損益だけを見れば決して喜べる状況ではありません。
それでも、私は強い達成感を感じていました。
利益を出すことと、安定して動くことは別物である。
まず手にするべきは、派手なロジックではなく「壊れない基盤」だったのです。
初期の運用では
Slack
等で操作していましたが、
エンジニア視点では効率的でも、実運用では課題がありました。
ログは流れ去り、全体像が直感的に把握できないのです。
そこで商品化にあたり、UI(管理画面)を一から設計し直しました。
私は過去にデザイナーとして働いていた経験があります。
その経験を活かし、単なる「動く画面」ではなく、以下の3点を徹底しました。
基盤が堅牢であることと同じくらい、
触れる部分が安定していることは、運用者のメンタルを支える重要な要素です。
誤解を恐れずに言えば、FOは万能ではありません。
その代わり、
この一点において、一切の妥協を排除しています。
個別開発で機能を盛り込みすぎると、構造が複雑になり、安定性が損なわれます。
だからこそ、FOは「標準化された強固な基盤」という形にこだわっています。
FOは、個別のオーダーメイド環境ではありません。安定性を最優先するために、あえて機能を限定し、構造を標準化しています。
FOは「売るため」に作った商品ではありません。
私自身が、自分の資産を守りながら安心して運用するために、
一度すべてを分解して作り直した 「生き残るための道具」 です。
もしあなたがそう感じているなら、FOは最高のパートナーになるはずです。

