ボリンジャーバンドと出来高フィルターを活用した逆張りスキャルピング実装例

📊 TradingView の Pine スクリプト実装 | ボリンジャーバンド+出来高フィルターでトレード精度を向上させる具体的な売買ルールの設計

前回は、Pine スクリプトでシンプルなゴールデンクロスを使ったストラテジーを実装しました。

今回はさらに踏み込んで、順張り・逆張りの両方に使える人気の テクニカル指標 ボリンジャーバンド 」を利用した逆張り戦略を体験してみましょう。

さらに後半では、 エントリー ダマシを回避して精度を高める 出来高 フィルターの実装も実践します。

👥 この記事は誰向け?

  • Pine スクリプト初心者や、TradingView で自分のストラテジーを作ってみたい方
  • ボリンジャーバンドを使った逆張り戦略に興味がある方

📖 この記事でわかること

  • ボリンジャーバンドの基本的な考え方(標準偏差で価格が収まる範囲)
  • 単純な逆張り戦略の実装方法
  • 利確・損切りの設定とリスクリワード管理
  • ダマシを減らすための出来高フィルターの使い方
  • 実際に TradingView で動かせる Pine スクリプト例

ボリンジャーバンドとは?

ボリンジャーバンド は、価格の行き過ぎを測る指標です。

中心となる 移動平均線 の上下に、 標準偏差 (σ)を用いたバンドを表示します。

  • 標準偏差 σ とは、価格の平均からどれくらいブレているかを示す数値です
  • 上下バンドは「平均 ± nσ」として計算されます
  • 例:±1σ の場合、統計的に約 68%の価格がこの範囲に収まるとされています
    • ±2σ の場合、約 95%
    • ±3σ の場合、約 99%

つまり、バンドの中に収まる可能性が高いと考えて戦略に利用できます。

価格が下バンドに近づくと「下げ過ぎの可能性」、上バンドに近づくと「上げ過ぎの可能性」があると考えられます。

この特性を利用して、逆張りで反発を狙う戦略がよく使われます。

まずはシンプルなボリンジャーバンドの描画