TradingView バックテストの限界|スリッページ・取引コスト・約定ズレ・流動性を解説

📊 バックテストと現実のギャップ|スリッページ・取引コスト・約定ズレの影響 【TradingView 活用】

前回 の記事では、 バックテスト 結果が過去データに過剰に適合してしまう「カーブフィッティング」のリスクについて解説しました。

ただ、これだけでは バックテスト と実際の運用とのギャップを完全に埋めることはできません。 バックテスト は理想的な環境でのシミュレーションに過ぎず、実際の市場では スリッページ 、取引コスト、約定ズレ、マーケットインパクト、流動性リスクといった要因が影響を与えます。

これらを考慮せずに戦略を運用すると、思ったようなパフォーマンスを出せないこともあります。

TradingView は初心者でも扱いやすく、作成した売買ルールは ストラテジーテスター ですぐに バックテスト 可能です。
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👥 この記事は誰向け?

  • バックテストはやったことがあるけど、実運用ではなぜか勝てない方
  • 自動売買や短期トレードを行っていて、取引コストや約定ズレを意識したい方
  • 現実的な戦略設計を学びたい方

📖 この記事でわかること

  • バックテストと実際の運用で差が出る原因(スリッページ、取引コスト、約定ズレ、マーケットインパクト、流動性リスク)が理解できる
  • 現実に即した戦略設計やバックテスト手法がわかる
  • 実運用に近いシミュレーションで、現実的な期待値を把握できる
  • リスクをある程度緩和する具体策がわかる

🧩 スリッページとは?|バックテストと実運用で差が出る理由

スリッページ とは、注文を出した価格と実際に約定した価格のズレのことです。 たとえば「100 円で買いたい!」と思って 成行 注文を出しても、実際には 101 円で約定してしまうことがあります。これが スリッページ です。

原因は主に以下の 3 つ:

  • 板が薄く、売買が集中していない銘柄
  • 急な値動きで注文が追いつかない
  • 成行注文を使った場合

💡 短期トレードや 自動売買 では、この スリッページ が利益に大きく影響します。 バックテスト では通常、注文価格どおりに約定したと仮定するので、実際の利益より多めに出てしまいがちです。

スリッページは成行注文時のみ発生する

単純に言うと、 成行 注文を使わなければ基本的に スリッページ は発生しません。 指値注文を使えば、注文価格で約定するか、約定しないかのどちらかになるため、 スリッページ の心配はほぼ無くなります。

損切りは成行が必要になる部分がほとんど

ただし実際には、損切りも指値だけで済ませるような運用は現実的ではありません。 そのため、指値 エントリー でも スリッページ を考慮する必要がある場合がほとんどです。

✅ スリッページ解消・回避策

バックテスト スリッページ を考慮するには、 TradingView のストラテジーテスター設定を使うのが現実的です。