公開日時:2025-09-22

TradingView無料プランと有料プランを徹底比較|初心者にもわかる特徴・料金・おすすめプラン

初心者向け|TradingViewは無料プランでどこまで使える?

TradingView は無料でも使えますが、有料プランにすると「できることの幅」が大きく広がります。

特にトレードで重要なポイントは チャート 分割、 インジケーター 数、レイアウト保存、広告の有無、そして アラート・ バックテスト ・ヒストリカルデータ です。

👉 TradingView は無料プランは雰囲気を捉えるには十分だけど本格的な運用には痒いところに手が届かないのも事実。

✅  TradingViewって何?と思った方へ

本記事では TradingView の無料・有料プランの比較に絞って解説しています。
登録がまだの方はこちらで登録方法を紹介してます(登録は無料です。)

公開日時:2025-06-26 / 更新日時:2025-09-22 【5分で完了】TradingViewの始め方ガイド|無料登録&初期設定マニュアル TradingViewの始め方ガイド|5分で完了!TradingViewは高機能

このページはこんな方におすすめ

  • TradingViewを無料で使い始めたけど「有料にした方がいいの?」と悩んでいる人
  • 各プランごとの違い(機能・料金)をシンプルに知りたい人
  • バックテストやアラートなど、トレードに直結する機能がどこまで使えるか確認したい人

この記事でわかること

  • TradingViewを無料でどこまで使えるか
  • 有料プランで解放される主要な機能
  • 自分に合ったプランを選ぶための判断ポイント

TradingView無料プラン(BASIC)の特徴まとめ

  • チャートは1画面のみ
  • インジケーターは3つまで
  • アラートは1つのみ
  • 過去データは5,000本まで
  • 広告表示あり
  • ディープバックテスト不可 → チャート上の表示範囲しかバックテストできない
  • レイアウト保存は1つのみ

「まずは無料で雰囲気を試したいけど、有料との違いが気になる…」という方に向けて、代表的な制限内容を整理しました。

無料プランと有料プランの違いを徹底比較

利用方法によっては無料プランで十分な事もありますが本格的に バックテスト を行ったり、長い時間軸での検証、複数銘柄の監視やレイアウト保持などを考えると、当然ながら有料プランの方が一歩リードします。

TradingView は有料プランでも「お試し期間」が設定されているため、まずは使いたい機能に合わせてトライアルしてみると良いでしょう。

まずは比較内容を見て、必要に応じて有料プランへの切り替えを検討するのがおすすめです。

💡 TradingView の有料プランにはお試し期間(無料トライアル)があるため、まずは使いたい機能に応じたプランを試すのがおすすめです。

期間内に解約すれば、料金は一切発生せず全て無料で利用可能です。

👉 【無料で始める】TradingView公式サイトはこちら

TradingView有料プランで使える主要機能一覧(無料プランとの比較付き)

チャートレイアウト数

  • 無料:保存できるレイアウトは 1種類 のみ
  • 有料:保存できるレイアウトは 無制限

👉 複数の銘柄や手法ごとにレイアウトを切り替える場合、有料プランが便利

例えば、株式用の テクニカル分析 レイアウト、FX用の短期 スキャルピング レイアウト、暗号資産用の長期トレンド分析レイアウトなどをそれぞれ保存しておくことが可能です。無料プランでは1種類しか保存できないため、手法を変えるたびに設定を再調整する必要があります。

同時表示銘柄数

  • 無料:1銘柄のみ
  • 有料:最大16銘柄

👉 異なる時間足や複数銘柄・指数を同時に表示したい場合は有料プランが必要

例えば、1画面で5分足・1時間足・日足を並べて同じ銘柄を分析したり、個別株と日経225、またはドル円などの関連銘柄を並べて比較できます。短期〜中期のトレンドや相関関係を一目で確認できるため、 スキャルピング や複合戦略の検証にも便利です。

インジケーター数

  • 無料:最大3つ
  • 有料:最大50個/チャートごと

👉 複数の テクニカル分析 を組み合わせる場合は有料プランが推奨

単純な移動平均や RSI だけでなく、 ボリンジャーバンド MACD 、VWAPなど複数の指標を組み合わせてトレンドの強弱や反転ポイントを判断する場合、無料プランではすぐに制限に達してしまいます。有料プランであれば複雑な手法を1つの チャート で同時に確認可能です。

アラート数

  • 無料:1件のみ
  • 有料:価格・テクニカルアラートそれぞれ最大1,000件、ウォッチリストアラート15件

👉 複数銘柄の 自動売買 運用には、銘柄数分のアラートが必要

例えば、10銘柄を同時に 自動売買 したい場合、各銘柄に対して複数の条件でアラートを設定することが多く、無料プランでは1件しか設定できないため全く対応できません。有料プランでは大量のアラートを管理でき、条件に応じた銘柄と条件で通知運用や 自動売買 が可能です。

ヒストリカルデータ

  • 無料:約5,000本
  • 有料:最大40,000本

👉 条件によっては無料でも検証可能ですが、長期検証や資産運用シミュレーションを行う場合は有料プランがほぼ必須

無料プランでは年間や数年単位の検証が困難で、戦略の信頼性に限界があります。有料プランなら長期の値動きを基に バックテスト でき、戦略の精度をしっかり評価可能です。

バックテスト機能

  • 無料:期間やデータに制限あり
  • 有料:高度な時間足やディープバックテスト機能など本格検証が可能

👉 ディープ バックテスト 検証は有料プランが必須

例えば、特定の時間帯やカスタム足を指定した検証や、複数銘柄・複雑 インジケーター を使った戦略のパフォーマンスを確認する場合、無料プランでは精度や範囲が不足します。有料プランであればより実戦に近い形で戦略を評価可能です。

チャートデータの外部書き出し

  • 無料:利用不可
  • 有料:チャートデータのCSVなどへの書き出しが可能

👉 バックテスト 結果や過去データを自分のシステムで解析・保存したい場合は有料プランが必要

TradingView 内だけでなく、外部の分析環境(Excelや自作プログラムなど)にデータを書き出すことで、独自指標の計算や 自動売買 システムとの連携が可能です。無料プランではこの柔軟性が制限されます。

どのプランを選ぶべき?TradingViewのおすすめプラン解説

プラン

月額(USD)

主な特徴

Essential

$12.95

2 チャート チャート 5 インジケーター /過去バー10,000本/アラート20件

Plus

$24.95

4 チャート チャート 10 インジケーター /過去バー10,000本/アラート100件

Premium

$49.95

8 チャート チャート 25 インジケーター /過去バー20,000本/アラート400件

Ultimate

$199.95

16 チャート チャート 50 インジケーター /過去バー40,000本/アラート1,000件

*料金は為替やキャンペーンによって変動します。

  • 初心者/軽く試す → 無料プラン(雰囲気や操作感を試すだけなら十分)
  • 複数銘柄やチャートを監視したい → Essential
  • バックテストや戦略検証も試したい → Plus
  • 高度な分析・ディープバックテストを行いたい → Premium
  • 徹底的に複数チャート・インジケーターを使いたい → Ultimate

💡上記はあくまで一例です。ご利用方法に応じて利用したい機能は異なると思いますので
まずはお試し期間で必要な機能を試すのがおすすめ。期間内に解約すれば全て無料です

詳細は下記からご確認ください。

👉 【無料で始める】TradingView公式サイトはこちら

まとめ|無料プランと有料プランの違いと最適な選び方

  • 無料でも使えるが「ヒストリカルデータの期間」「チャート分割」「インジケーター数」「レイアウト保存」に差がある
  • 有料は特に「ディープバックテスト」と「複数チャート・アラート活用」で効率が大幅アップ
  • まずはお試し期間で気になる機能を試してみるのがおすすめ

💡筆者自身は 検証への利用がメインなのでディープ バックテスト 機能ローカルデータの書き出し が必要だったためPremiumプランを利用しています。

TradingView を利用した詳しい バックテスト の手順はこちらで紹介しています。

※本記事にはアフィリエイトリンクが含まれています。紹介内容は実体験・調査に基づき、正確さを心がけています。

あわせて読みたい

  • TradingView

    TradingView(トレーディングビュー)は、世界中の投資家・トレーダーが利用する高機能なチャート分析ツール & ソーシャルトレーディングプラットフォームです。 ブラウザベースなので、インストール不要でPC・スマホどちらからでもアクセス可能です。

    TradingViewの公式サイトはこちら

  • インジケーター

    「インジケーター(Indicator)」とは、**チャート上に表示できる数値や線などの“テクニカル指標”**のこと。 過去の価格や出来高をもとに計算され、相場のトレンドや勢い、買われすぎ・売られすぎなどを視覚的に示してくれます。

  • バックテスト

    バックテストとは、過去の市場データを使って、トレード戦略の有効性を検証する手法で、勝率やリスクを事前に数値化できます。

    バックテストとは?売買を始める前に必ずやっておきたい検証ステップ

  • チャート

    株価や出来高などの値動きを視覚的に表示するグラフ。ローソク足・ライン・バーチャートなどがあり、テクニカル分析の基本となる

  • テクニカル分析

    テクニカル分析とは、過去の価格や出来高などのチャートデータをもとに、これからの値動きを予測しようとする分析方法です。 ファンダメンタルズ(企業の業績や経済指標など)とは異なり、「チャートの形」や「動きのパターン」に注目します。

  • スキャルピング

    スキャルピングとは、数秒から数分程度のごく短い時間で売買を繰り返し、小さな値幅の利益を狙うトレード手法です。1日に何度も取引を行い、小さな利益を積み重ねていくのが特徴です。

  • ボリンジャーバンド

    移動平均線の上下に「価格のばらつき(標準偏差)」を加えた指標で、相場の勢いや過熱感を視覚的にとらえるテクニカル指標

  • MACD

    2本の移動平均線の差から作られるトレンド系指標。売買のタイミングやトレンド転換を視覚的にとらえるのに使われる

  • RSI

    買われすぎ・売られすぎを判断するテクニカル指標。一般に70以上で買われすぎ、30以下で売られすぎとされる

  • 自動売買

    自動売買(じどうばいばい)とは、あらかじめ決めたルールやアルゴリズムに基づき、コンピューターが自動で取引を行う仕組みです。英語では「Algorithmic Trading(アルゴリズミックトレーディング)」や「Auto Trading」と呼ばれます。

    【初心者向け】日本株の自動売買とは?メリット・始め方・注意点まで完全ガイド!

Kabutech Lab.のご案内

TradingViewKabu APIを活用した
「自動売買」「バックテスト」「ストラテジー作成」
にチャレンジしてみたい方へ。
Kabutech Lab. では、構築ノウハウを体系的にまとめています。

Kabutech Lab. を見てみる