寝ている間にも株が動く?自動売買の魅力と、eスマート証券APIの活用方法を解説!

「寝ている間にも株を自動で売買してくれたら便利なのになー」
そんな妄想、したことありませんか?
自動売買なら、取引のチャンスを逃さず効率的に運用できます。
この記事では初心者向けに、 三菱UFJ eスマート証券 の API を使った始め方と活用法をわかりやすく解説します。
この記事はこんな方に向けています
- 株の自動売買に興味はあるけど、何から始めたらいいかわからない方
- プログラミングで株取引を自動化してみたい方
- 三菱UFJ eスマート証券(旧カブコム)のAPIに興味がある方
- kabuステーション APIを使った自動売買の仕組みを知りたい方
- すでに裁量トレードをしていて、自動化による効率化を考えている方
API やツールの話は難しく感じるかもしれませんが、この記事ではできるだけわかりやすく解説しています。
自動売買 の第一歩を踏み出すきっかけになれば嬉しいです。
自動売買 とはなんぞや?という方は
自動売買の基本やメリット初心者の方にもわかりやすくまとめた記事がこちらにあります。
三菱UFJ eスマート証券とは?kabuステーション APIの提供元を解説

自動売買
を始める上で、証券会社選びは非常に重要です。
特に「
API
を公式に提供しているかどうか」は、システムを構築する際の大きな分岐点になります。
この公式 REST API の提供は、 自動売買 システムの安定性と効率的な運用の大きな鍵となっています。
kabuステーション APIの強みとできること【自動売買に最適】

三菱UFJ eスマート証券 が提供する「 kabuステーション API 」は、以下のような特徴を持っています。
- 公式に提供されているRESTとWebSocket APIを利用可能
→ プログラムから直接証券会社のサービスを操作できます。
- 日本株の売買注文や注文状況の確認、保有銘柄の情報取得ができる
→ 売買の指示や現在の取引状況を自動で管理できます。
- 板情報や歩み値などのリアルタイムの市場データを取得可能
→ 市場の動きをすぐにキャッチして、素早い売買判断ができます。
- 充実したドキュメントと開発用のツール(SDK)があり、開発が始めやすい
→ 初めて API を使う人でも取り組みやすい環境が整っています。
また、 kabuステーション (専用アプリ)の起動が必要にはなりますが、 API トークンやログインセッションなどの管理も含め、比較的扱いやすい印象です。
とはいえ、筆者の場合はいざ自作しようと始めると最初はさまざまなエラーに苛まれ、
エラーハンドリングが日課みたいな状態がしばらく続きました。
それでも、投資もシステムもすべて自己責任。その覚悟さえあれば、道は開けるはずです。
kabu APIはどんなトレード戦略に向いている?おすすめ活用例も紹介

- 板情報を比較的リアルタイム(400ms単位)で取得できるため、スキャルピングやリバ狙いの逆張り戦略と相性がいいです。
- 発注の自由度が高く、ほぼリアルタイムで注文を出せるので、移動平均線のクロスやRSIのシグナルに合わせて瞬時に売買するといった戦略が組めます。
- 引けや寄り付きなどポジションを調整するような、中長期向けのルールトレードにももちろん対応可能です。
- 最大50銘柄まで同時に発注管理できるため、複数銘柄を対象とした分散型の売買戦略にも適しています。
- ローソク足の形やギャップ(窓)を見て判断するような裁量的な売買も、ルールに落とし込めば自動化できます。
※ WebSocket で受信する板情報・ 歩み値 は一定間隔での更新(約400ms)であり、 アローヘッド 直結レベルのナノ秒対応ではありませんが、人間の手動操作と比較すれば十分に高速で、戦略化が可能です(少なくとも筆者の裁量よりは)。
筆者の自動売買環境を紹介!実際の構成とツール例

筆者は JavaScript(Node.js)でストラテジーを構築し、 自動売買 を日々運用しています。
- 開発は MacBook 上で Node.js + VS Code
- 運用は VPS 上の Windows インスタンス(kabuステーション起動用)で行っています。
- また同時にチャート描画で lightweight-charts(by TradingView)を利用し、ブラウザ上にリアルタイムチャートを表示してます。
- 基本仕事の合間にたまに脇目で今日はいい感じだなー、とか今日も駄目だなーと見てるだけ
- Slack連携で外出時も通知確認、何かあった場合には緊急停止処理で対応。
このようにして、裁量を介さず ザラ場 の 自動売買 を安定運用しています。
【初心者向けガイド】kabuステーションAPIで自動売買を始めよう

自動売買 に API を活用するには、以下の流れで準備を進めましょう。
まずPC(Windows)が無い人の場合
kabuステーション
に限らず
自動売買
運用にPCはほぼ必須です。
スマホには対応してないので無い人はPCを用意する必要があります。
1. 三菱UFJ eスマート証券(旧auカブコム証券)の口座を開設
口座開設は無料で、オンラインで完結します。
2. kabuステーションをインストール・ログイン
発注やリアルタイムデータ取得には、このアプリの起動が必要です。
3. APIの利用申請・認証トークンの取得
API 利用には、 kabuステーション 経由でトークンを取得するステップがあります。
4. APIドキュメント・サンプルコードで検証開始
REST / WebSocket の接続テストや、仮想銘柄での注文確認が可能です。
5. 本番環境での戦略実装・運用開始
動作確認が済めば、実際の銘柄での 自動売買 をスタートできます。
詳しい手順はこちらの記事でも紹介しています。
【Macユーザーの方へ】
kabuステーション
はWindows専用ソフトのため、Mac単体では利用できません。
Macで
API
を利用したい場合は、こちらの記事をご覧ください。
【Linuxユーザーの方へ】
このページを見てる時点でおそらく場違いです。
お好きなツールで、自作でゴリゴリやっちゃってください。
他にもある?kabu API以外の自動売買API等との比較

公式 API という意味では、他には立花証券が個人にも API を公開しています。
ドキュメントや事例はやや少なめですが、そのぶん自由度が高いとの情報もあり、エンジニア寄りの方には選択肢となるかもしれません。
RSS形式
また、以下の証券会社はExcelアドイン形式のRSS型ツールを提供してます。
※ここでのRSSは『Rich Site Summary』ではなく、
証券会社が提供するExcelアドイン型のリアルタイム情報ツール(RSS:リアルタイム
スプレッド
シート)を指します。
- 楽天証券(マーケットスピードII RSS)
- 岡三オンライン(RSS365CFD)
- SBIネオトレード証券(ネオトレAPI for Excel)
RSS系は関数ベースで注文も可能ですが、操作環境はExcelが中心となります。
FAQ|kabuステーション APIの疑問を解決!

Q. 完全に無料で使えますか?
A. API の利用自体に追加費用はかかりませんが、 kabuステーション の利用には口座開設(無料)とログインが必要です。
Q. デモ環境はありますか?
A. はい。 kabuステーション API には「バーチャル API (検証用環境)」が用意されています。仮想銘柄で発注テストなどが可能で、開発初期の確認に利用できます。
Q. スマホからも操作できますか?
A. 自作のシステムによってはスマホからSlack通知で確認するなどの工夫は可能ですが、公式のスマホ向け API 用のツールはありません。
Q. 対象銘柄は?
A. 日本株(現物・信用)および日経225先物が API から取引可能です。一部商品( 信用取引 など)には制限がある場合もあるので、公式ドキュメントをご確認ください。
まとめ|まずは環境を整えて、第一歩を踏み出そう

自動売買 は決して“上級者だけのもの”ではありません。
三菱UFJ eスマート証券 の API は、公式ドキュメントや検証環境も整っており、初心者でも手を動かしながら学びやすい設計です。
とはいえ、口座がなければ何も始まりません。
まずは無料で口座を開設して、開発・検証の環境を整えるところから始めてみましょう。
この記事で興味を持った方は、まず無料口座開設から始めてみましょう。
三菱UFJ eスマート証券の公式リンクはこちら(PR)
- ✅ 口座開設無料
- ✅ 自動売買に対応可能なAPI提供
- ✅ 信頼の三菱UFJグループ