「寝てる間に株が勝手に儲かってたらいいのにな〜」
そんな妄想、したことありませんか? 実はそれ、妄想じゃなくて「
自動売買
」で実現できます。
自動売買
とはなんぞや?という方は
自動売買の基本やメリット初心者の方にもわかりやすくまとめた記事がこちらにあります。
三菱UFJ eスマート証券とは?kabuステーション APIの提供元を解説

自動売買
を始める上で、証券会社選びは非常に重要です。
特に「
API
を公式に提供しているかどうか」は、システムを構築する際の大きな分岐点になります。
現時点で、個人向けに公式
API
を提供している国内証券会社は非常に限られています。
その中でも安定性・サポートの充実度・取引環境の自由度から、
三菱UFJ eスマート証券
(旧:auカブコム証券)は非常におすすめです。
kabuステーション APIの強みとできること【自動売買に最適】

三菱UFJ eスマート証券 が提供する「 kabuステーション API 」は、以下のような特徴を持っています。
- 公式に提供されているREST / WebSocket API
- 日本株の発注、注文照会、保有情報取得が可能
- 板情報・歩み値などのリアルタイムデータ取得
- ドキュメント・SDKが充実しており、開発が比較的しやすい
また、 kabuステーション (専用アプリ)の起動が必要にはなりますが、 API トークンやログインセッションなどの管理も含め、比較的扱いやすい印象です。
とはいえ、僕の場合はいざ自作しようと始めると最初はさまざまなエラーに苛まれ、
エラーハンドリングが日課みたいな状態がしばらく続きました。
それでも、投資もシステムもすべて自己責任。その覚悟さえあれば、道は開けます。と思ってます。
kabu APIはどんなトレード戦略に向いている?おすすめ活用例も紹介

- 板情報を比較的リアルタイム(400ms単位)で取得できるため、スキャルピングやリバ狙いの逆張り戦略と相性がいいです。
- 発注の自由度が高く、ほぼリアルタイムで注文を出せるので、移動平均線のクロスやRSIのシグナルに合わせて瞬時に売買するといった戦略が組めます。
- 引けや寄り付きなどポジションを調整するような、中長期向けのルールトレードにももちろん対応可能です。
- 最大50銘柄まで同時に発注管理できるため、複数銘柄を対象とした分散型の売買戦略にも適しています。
- ローソク足の形やギャップ(窓)を見て判断するような裁量的な売買も、ルールに落とし込めば自動化できます。
※ WebSocket で受信する板情報・ 歩み値 は一定間隔での更新(約400ms)であり、 アローヘッド 直結レベルのミリ秒対応ではありませんが、人間の手動操作と比較すれば十分に高速で、戦略化が可能です(少なくとも筆者の裁量よりは)。
筆者の自動売買環境を紹介!実際の構成とツール例

筆者は JavaScript(Node.js)でストラテジーを構築し、 自動売買 を日々運用しています。
- 開発は MacBook 上で Node.js + VS Code
- 運用は AWS 上の Windows インスタンス(kabuステーション起動用)で行っています。
- また同時にチャート描画で lightweight-charts(by TradingView)を利用し、ブラウザ上にリアルタイムチャートを表示してます。
- 基本仕事の合間にたまに脇目で今日はいい感じだなー、とか今日も駄目だなーと見てるだけ
- Slack連携で外出時も通知確認、何かあった場合には緊急停止処理で対応。
このようにして、裁量を介さず ザラ場 の 自動売買 を安定運用しています。
「 Bot に任せて昼寝できる時代が来た」と言いたいところですが、売買執行は Bot 任せでも、自分が考えた戦略を執行してくるだけなので、ほぼロスカットの日々です。
【初心者向けガイド】kabuステーションAPIで自動売買を始めよう

自動売買 に API を活用するには、以下の流れで準備を進めましょう。
まずPC(Windows)が無い人の場合
kabuステーション
に限らず
自動売買
運用にPCはほぼ必須です。
スマホには対応してないので無い人はPCを用意する必要があります。
公開日時:2025-05-25
/ 更新日時:2025-05-31
株の自動売買はスマホで完結できる?PC環境との違いとおすすめ構成を解説
はじめに:スマホだけで株の自動売買はできるのか?「株の自動売
1. 三菱UFJ eスマート証券(旧auカブコム証券)の口座を開設
口座開設は無料で、オンラインで完結します。
2. kabuステーションをインストール・ログイン
発注やリアルタイムデータ取得には、このアプリの起動が必要です。
3. APIの利用申請・認証トークンの取得
API 利用には、 kabuステーション 経由でトークンを取得するステップがあります。
4. APIドキュメント・サンプルコードで検証開始
REST / WebSocket の接続テストや、仮想銘柄での注文確認が可能です。
5. 本番環境での戦略実装・運用開始
動作確認が済めば、実際の銘柄での 自動売買 をスタートできます。
【Macユーザーの方へ】
kabuステーション
はWindows専用ソフトのため、Mac単体では利用できません。
Macで
API
を利用したい場合は、こちらの記事をご覧ください。
【Linuxユーザーの方へ】
このページを見てる時点でおそらく場違いです。
お好きなツールで、自作でゴリゴリやっちゃってください。
他にもある?kabu API以外の自動売買API等との比較

公式 API という意味では、他には立花証券が個人にも API を公開しています。
ドキュメントや事例はやや少なめですが、そのぶん自由度が高いとの情報もあり、エンジニア寄りの方には選択肢となるかもしれません。
また、以下の証券会社はExcelアドイン形式のRSS型ツールを提供してます。
※ここでのRSSは『Rich Site Summary』ではなく、
証券会社が提供するExcelアドイン型のリアルタイム情報ツール(RSS:リアルタイム
スプレッド
シート)を指します。
楽天証券(マーケットスピードII RSS)
岡三オンライン(RSS365CFD)
SBIネオトレード証券(ネオトレ API for Excel)
RSS系は関数ベースで注文も可能ですが、操作環境はExcelが中心となります。
FAQ|kabuステーション APIの疑問を解決!

Q. 完全に無料で使えますか?
A. API の利用自体に追加費用はかかりませんが、 kabuステーション の利用には口座開設(無料)とログインが必要です。
Q. デモ環境はありますか?
A. はい。 kabuステーション API には「バーチャル API (検証用環境)」が用意されています。仮想銘柄で発注テストなどが可能で、開発初期の確認に利用できます。
Q. スマホからも操作できますか?
A. 自作のシステムによってはスマホからSlack通知で確認するなどの工夫は可能ですが、公式のスマホ向け API 用のツールはありません。
Q. 対象銘柄は?
A. 日本株(現物・信用)および日経225先物が API から取引可能です。一部商品( 信用取引 など)には制限がある場合もあるので、公式ドキュメントをご確認ください。
Q. 筆者は金持ちですか?
A. なりたい。仕事したくない。税金が厳しい。金持ちになりたいです。
が、現実は勝ったときだけドヤ顔して、負けたときはそっとシステムを閉じる毎日です。
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