公開日時:2025-05-25 更新日時: 2025-05-31

株の自動売買はスマホで完結できる?PC環境との違いとおすすめ構成を解説

はじめに:スマホだけで株の自動売買はできるのか?

「株の 自動売買 に興味はあるけど、スマホだけでできるのかな?」「パソコンを使わないとダメなの?」そんな疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。

本記事では日常的に 自動売買 を運用している筆者が、
株の 自動売買 をこれから始めたい初心者の方に向けて、スマホだけでできること・できないこと、
そして本格的に 自動売買 を行うために必要なパソコン環境について、わかりやすく解説していきます。自分に合ったスタイルを見つけるヒントとして、ぜひ参考にしてください。

自動売買とは?初心者にもわかる仕組み解説

株の 自動売買 とは、あらかじめ決めたルールにしたがって、株の「買い」や「売り」を自動で行ってくれる仕組みのことです。
難しい操作を毎回自分でやらなくても、パソコンやソフトが代わりに売買してくれるイメージです。

  • 「短期の移動平均線が長期線を上回ったら買う
  • 毎日10時に、価格が○○円以下なら買う
  • 10%上がったら売る」「5%下がったら損切り

「株の売買をおまかせできるロボット」と思うとわかりやすいかもしれません
※こうした仕組みは一般的に「 Bot (ボット)」と呼ばれることが多いです。

株の自動売買はスマホだけで完結できる?対応アプリと注意点を紹介

スマホだけでも、一部の証券会社のアプリを使えば「かんたんな 自動売買 のようなこと」はできます。でも、完全に自動で売買してくれるわけではありません。

  • 逆指値やOCO注文などの「条件付き注文」
    • 「○○円まで下がったら売る」「上がったら自動で利確」などが設定できる
  • 株価が動いたときにアラートを出す(例:○○円以下になったら等)
    • 通知が来たら自分でアプリを開いて売買する

スマホだけでも「半自動のような売買」はできるけど、
本格的に 自動売買 したいならパソコンやシステムの利用がおすすめです。

自動売買に必要なものは?PC・ツール・環境をわかりやすく解説

本格的な 自動売買 を始めるには、以下の作業が必要になります:

  • 1. 証券会社とのAPI接続(例:三菱UFJ eスマート証券、楽天証券など)
  • 2. 戦略の設計・コードの開発(Pythonなど)
  • 3. バックテストや検証(TradingViewなど)
  • 4. Botの常時稼働(必要に応じてVPS等を検討)
  • 5. 運用中の監視・調整

と、もしかしたらがんばれば出来なくはないかもですが
効率面考えると Bot 運用をスマホだけで行うのは現実的ではありません
(少なくとも筆者はスマホではやりたくないです。)

本格的な自動売買にはPC+API環境が必須

以下のようなニーズがある場合、PCでの環境構築が不可欠です:

  • APIと連携して自動売買を行いたい
  • バックテストで戦略の精度を検証したい
  • データベース連携や複数戦略を同時運用したい

こうした本格的な運用には、PCをベースにした柔軟な開発環境が求められます。

株の自動売買におすすめのPCスペックは?

とりあえず自動売買を始めてみたい方におすすめ

初期費用を抑えつつ、 自動売買 を体験したい方にはへのおすすめです。

  • 特徴:必要最低限のスペックを備えた、コスパ重視のモデル。
  • N100搭載、省電力・低価格 → 初心者におすすめ

このモデルであれば、 VPS を使わずにローカルで Bot を動かすことも可能です。

開発やBotの同時運用、将来的な拡張も考えている方に

このモデルは、複数の 自動売買 Botを同時に動かしても余裕のある性能で、将来的に VPS への移行を見据えた環境づくりにも最適です。

  • 特徴:拡張性重視のモデルで、開発や複数Botの同時運用に適しています。
  • Core i5-1235U搭載、16GBメモリ、SSD搭載 → 複数Bot運用に◎

Macで自動売買を運用したい方に

Macは、証券会社の API や取引ツールに対応していないことが多いですが、 Parallels などの仮想化ソフトを使ってWindows環境を構築すれば問題ありません。また、 API 連携に対応したサービスであれば、Macでも十分に 自動売買 の運用が可能です。

  • 特徴:Mac miniなどの据え置き型モデルを使えば、開発環境としても安定性が高く、仮想化ソフトでWindowsも快適に動作します。
  • Thunderbolt対応で外部モニターやストレージの拡張も◎

※OS問わず、将来的に24時間安定稼働を目指す場合は、 VPS (仮想専用サーバー)での運用も検討するのがおすすめです。

スマホでできる「自動売買のサポート」監視・通知・緊急停止

自動売買 のシステムはパソコンで作ることが多いですが、スマホを使って“監視”や“ちょっとした操作”をすることもできます。

  • クラウド(VPS)で動かしているBotをスマホからチェック
    • → 外出先でも動作状況を確認したり、遠隔でつなぐことが可能
  • 💬 Slackなどのチャットアプリで通知を受け取る
    • → 売買が実行されたり、損益が変わったときにリアルタイムで通知
  • 🛑 緊急時にはスマホからBotを止めることもできる
    • → Slackに特定のコマンドを送って、ポジションを閉じたりBotを一時停止することも可能

スマホは「サブ役」だけど、運用中の確認や緊急対応にとても便利。
自動売買をパソコンで始めたあとでも、スマホをうまく使えば安心して運用できます。

 スマホだけでできる?かんたん早見表

やりたいこと

スマホだけで可能?

補足

条件付き注文( 逆指値 ・OCOなど)

可能

各証券会社のアプリで対応OK

自動売買 Botの開発・運用

不可

パソコン+ API 連携が基本

運用中 Bot の監視・操作

可能

VPS を使えば、スマホから遠隔操作できる

スマホはあくまで補助ツール。通知確認や緊急操作に◎

自動売買 を本格的に 自動売買 をやりたい場合は、スマホだけでは限界があるのも事実です。
スマホ単体では、 Bot の常時稼働や高負荷な処理は難しいですが、通知の受信、 Bot の稼働確認、ログのチェックなどには非常に便利です。

実際の取引や Bot の実行はPCや VPS で行い、スマホは“監視・管理用”として使うのが現実的です。
自動売買の主役はPCや VPS ですが、スマホを併用することで「どこでも確認・即対応できる体制」が整います。

※本記事にはアフィリエイトリンクが含まれています。紹介内容は実体験・調査に基づき、正確さを心がけています。

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