テクニカル分析って結局なに?どれを使えばいいの?

「同じ銘柄を見ているのに、Aさんは買い、Bさんは売り…なんでこんなに違うの?」
→ 理由はシンプル。
“ テクニカル分析 を使うかどうか、そしてどの指標を重視するか” の違いです。
初心者が抱えがちな疑問はこんなものです:
- 「テクニカルって種類多すぎ…結局どれ使えばいいの?」
- 「移動平均? RSI? MACD? ボリンジャーバンド? 何がどう違うの?」
- 「組み合わせとか全然わからない…」
最初は全部覚えなくてOK。
まずは 基本の指標で“ チャート の流れ”を掴むこと が大切です。
この記事では、初心者でも迷わないように テクニカル分析 の全体像・各指標の役割・使い分け をわかりやすく解説します。
👥この記事はこんな人向け
- テクニカル分析を基礎から正しく理解したい人
- どの指標を使えばいいか迷っている初心者
- チャート分析の全体像を把握したい人
- TradingViewで効率的に分析したい人
📖この記事で学べること
- テクニカル分析とは何か
- 指標の種類(トレンド系とオシレーター系)
- それぞれの役割と使う場面
- 指標同士の組み合わせ方
- チャート判断力を上げる具体的ステップ
📺 この記事の内容は、下記の動画でもわかりやすく解説しています!
現在チャンネルはリニューアル中です。(※部分的に非公開になっています)近日、新しい動画・キャラクターで公開予定!
「読むより観たい派」の方は、まずこちらの動画をどうぞ!
テクニカル分析とは?

🔍過去の値動きや出来高をもとに、未来の値動きを予測する分析手法。
ローソク足 ・ 移動平均線 ・ RSI ・ MACD ・トレンドライン…
これらはすべて テクニカル分析 の一部です。
テクニカル分析のメリット
- 感覚ではなく“ルール”で判断できる
- トレンドや反転ポイントを客観的に見られる
- 手法化して バックテスト・アラート・自動売買 に応用できる
🔍テクニカル分析の2つのタイプを深掘り

テクニカル指標 は大きく以下の2種類に分かれます。
🟦1. トレンド系指標(流れを見る)
価格がどっちに向かって動いているのか を判断するための指標。
上昇・下降・レンジの「地合い」をつかむのが得意です。
📌 代表指標
- 移動平均線(SMA/EMA):短期・中期・長期で流れを可視化
- MACD:ゴールデンクロス/デッドクロスで転換を捉える
- 一目均衡表:雲の上下で相場の優位性を把握
📈 特徴
- トレンド方向の 順張り判断 に向く
- 売買の“大方向”を決めやすい
- レンジ相場では騙しが増える点に注意
🧪 使いどころ
- 「上目線?下目線?」を確認したい時
- エントリー方向を間違えたくない時
- TradingViewで“今の相場の地合い”を見たい時
🟧2. オシレーター系指標(勢い・過熱を見る)
短期の勢い・過熱感・反転ポイントを判断する指標。
レンジ相場に強い。
📌 代表指標
- RSI:買われすぎ(70)/売られすぎ(30)
- ストキャスティクス:%K・%Dのクロスで反転を可視化
- ボリンジャーバンド:±2σで行きすぎを判断
🎯 特徴
- 逆張りの根拠になる
- レンジ相場で特に有効
- 強トレンド中は“過熱したまま動く”ため騙しが増える
🧪 使いどころ
- 短期反転を狙いたいとき
- レンジの逆張り
- 押し目・戻りのタイミング判断
🔗トレンド系 × オシレーター系の組み合わせが最も実践向き

実戦では「片方だけ」より、両方の視点を組み合わせる方が圧倒的に精度があがります。
📘 例:最も王道の組み合わせ
① トレンド系: 移動平均線 (SMA)
→ 上昇 or 下降の方向を判断
② オシレーター系: RSI ・ストキャス
→ その流れの中で“押し目”“戻り”のタイミングを取る
🧭 個別指標の詳しい解説はこちら

🚀テクニカル分析の応用例

テクニカル分析 を土台にすると、以下のステップに発展できます:
✔ バックテスト
→ 過去 チャート で手法の成績を確認
✔ アラート設定
→ 条件一致で自動通知
✔ 自動売買
→ ルール化した手法をそのままシステム化
初心者でも「手法を固定 → 検証 → 自動化」までつなげられるのが最大の魅力です。
📌まとめ

- テクニカル分析=過去データから未来の動きを読む方法
- トレンド系は“方向”、オシレーター系は“勢いと過熱感”
- 両方を組み合わせると精度が上がる
ローソク足 、トレンド、 移動平均線 、 RSI 、 MACD …
これらはすべて テクニカル分析 の「パーツ」であり、それぞれの役割を理解して組み合わせると、 チャート が一気に読みやすくなります。
そして、指標の特徴を掴んで “自分なりの手法” として固定できると、
その手法はそのまま
バックテスト
→ アラート →
自動売買
へ発展して、感覚だけに頼らない、再現性のあるトレードへと繋げる事が可能です。
次の記事では、今回の理解をベースに、「じゃあ実際にその手法がどれくらい通用するの?」を確認するための バックテスト (過去検証) に進んでいきます。