サポート・レジスタンスラインの引き方と実践ポイント

「 チャート 見てると、なんかここで何度も跳ね返ってる…?」 「なんでこの価格でピタッと止まるの?」
→ 実は「サポート・レジスタンス」っていう大事なラインかもしれません。
このラインがわかるとより チャート が「読める」ようになります。
「ここで反発しそう」
「ここ抜けたら一気に動く」
「この辺で
エントリー
しよう」
が判断できるようになる、まさに初心者卒業の第一歩
👥 この記事は誰向け?
- ラインを引いても“正解かどうか”不安な初心者
- 反発ポイントが毎回バラバラに見えてしまう人
- 利確やエントリーをどこに置けばいいかわからない人
- “なんとなく入るトレード”を卒業したい人
- トレンド分析の次に、根拠のあるポイントを知りたい人
- プロが見ている「価格の節目」を理解したい人
📖 この記事でわかること
- サポートライン(下げ止まり)の基礎
- レジスタンスライン(上げ止まり)の基礎
- ラインは“1本”ではなく“ゾーン(帯)”で見る理由
- どこに引けば正解なのかの明確な判断基準
- ラインの強さ(信頼度)を見極めるコツ
- 反発かブレイクかを判断するポイント
- ラインチャートでの失敗例と回避策
📺 この記事の内容は、下記の動画でもわかりやすく解説しています!
現在チャンネルはリニューアル中です。(※部分的に非公開になっています)近日、新しい動画・キャラクターで公開予定!
「読むより観たい派」の方は、まずこちらの動画をどうぞ!
サポート・レジスタンス(S/R)とは?

ラインを一言でいうと…
- サポート(支持線):価格が下げ止まりやすい場所
- レジスタンス(抵抗線):価格が上げ止まりやすい場所
チャート
には“多くの参加者が注目している価格帯”が存在し、
そこでは売買が活発になって、価格が止まりやすくなります。
💡 ラインは「見える壁」のようなもの。 チャート はこの壁に当たると止まったり(反発)、抜けたり(ブレイク)する。
ラインは「1本の線」ではなく「帯(ゾーン)」で見る

初心者がよく陥るのが、
一本の直線にこだわりすぎること。
現実の相場はキレイに止まらず、少しズレるのが当たり前。
✔︎ なので
- → サポート帯(ここで止まりやすいエリア)
- → レジスタンス帯(上げ止まりやすいエリア)
という“幅”を持たせて見るのが実戦的です。
重要なラインの見つけ方(初心者はこれだけでOK)

① 明確に止まった“山と谷”を見る
- 安値が2回以上、同じ付近で止まればサポート
- 高値が2回以上、同じ付近で止まればレジスタンス
回数が増えるほど“意識されている価格”になります。
💡 2回より3回の方が信用性が増します。
② ひげ(反発の跡)が多いところを探す
ヒゲは「そこから跳ね返った証拠」。
ヒゲが集まっている価格帯 → 強いライン。
③ トレンドの転換点をチェック
大きく反発した場所は、その後も再び反応しやすい。
強いラインの特徴(覚えると一気に精度UP)

- 何度も止められている
- 大きなローソク足が出た転換点
- 長いヒゲが複数出ている
- 直近だけでなく過去にも反応がある
- 日足など上位足でも反応している
💡 ラインの強さは「参加者の多さ」が反映されます。
みんなが意識しているラインほど強い。
サポート・レジスタンスラインの正しい引き方
サポートライン(下値支持線)も、レジスタンスライン(上値抵抗線)も、「価格が2回以上跳ね返った場所に水平線を引く」これがもっともシンプルで失敗しない基本です。
ライン付近での値動きの見方

ラインに接近したときは、次のどちらかになります。
① 反発(Rebound)
- サポート帯 → 上に跳ね返る
- レジスタンス帯 → 下に跳ね返る
- → トレンド方向と一致していればチャンス。
② ブレイク(Break)
- ラインを勢いよく抜ける動き。
- ローソク足の“実体”がラインを明確に超えると信頼度が高い。
- → 逆方向への大きな動きを生みやすい。
ラインでありがちなミス

- ❌️ 適当に近い価格で線を引く
- → 山と谷を必ず基準にするべき
- ❌️ 反応してない場所にも無理に引く
- → “必要な場所だけ” に絞ってOK
- ❌️ 一本の線にこだわりすぎる
- → 必ず帯で見る(上下に少し幅を持たせる)
サポレジのまとめ(初心者版)

- 下げ止まり:サポート
- 上げ止まり:レジスタンス
- ラインは“1本”ではなく“帯”で見る
- 2回以上止められた場所は強い
- ヒゲが集まっている場所は反発しやすい
- トレンド方向と組み合わせると精度UP
✅️ ラインを正しく引けるだけで「根拠のある エントリー 」ができるようになります。
サポート・レジスタンスラインで反発ポイントや利確の目安がわかるようになったら、
次は 移動平均線 (SMA・EMA)の基礎 を学ぶとさらにトレードが安定します。