公開日時:2025-05-31 更新日時: 2025-08-08

【徹底比較】TradingViewと証券会社のチャートツールの違い|向いてる人・向かない人は?

「何が違うの?」から始まった筆者の体験談

チャート ツールは、トレードの効率や 勝率 を大きく左右する重要な要素です。

筆者自身、 TradingView を使い始めた当初は「証券会社のツールと何が違うの?」と疑問に思ったものです。

この記事では、自身の実体験をもとに、 TradingView と証券会社ツールの違い・強み・向いている人の特徴などをわかりやすく整理しました。

この記事はこんな方に向けています

  • TradingViewと証券会社のチャートツール、どちらを使うべきか迷っている方
  • チャートの使いやすさや検証機能を重視している方
  • 「TradingViewって実際どうなの?」と気になっている方
  • 初心者だけど、今後は分析力を高めてトレードで稼ぎたいと考えている方

それぞれのメリット・デメリットを把握し、自分に合ったツール選びの参考にしていただければ嬉しいです。

📺 この記事の内容は、下記の動画でもわかりやすく解説しています!

現在チャンネルはリニューアル中です。(※部分的に非公開になっています)近日、新しい動画・キャラクターで公開予定!

「読むより観たい派」の方は、まずこちらの動画をどうぞ!

TradingViewと証券会社のチャートツールは何が違う?特徴をざっくり解説!

TradingView と証券会社の チャート ツールは何が違うのでしょうか?
まずは両者の特徴をざっくり把握し、どんなユーザーに向いているのかを解説していきます。

まず結論から言うと、

  • リアルタイム性・発注環境に優れているのは証券会社ツール
  • チャート分析・検証機能に特化しているのはTradingView

という棲み分けが明確です。

そもそも TradingView って何?という方はこちらを参考にしてください。

公開日時:2025-05-31 / 更新日時:2025-10-02 無料で高機能!初心者からプロまで使えるTradingViewの使い方・特徴|有料プランから戦略活用まで解説 チャート分析?テクニカル分析?ちょっと難しそう…?そんなあなたに、Trading

【比較表】 TradingView vs 証券会社のチャートツール |機能・対応銘柄・使いやすさの違い

項目

証券会社ツール(例:SBI、楽天など)

TradingView

使いやすさ

操作感がツールごとに異なる

UIが統一され直感的

対応商品

日本株、投信、FXなど

日本株、米国株、仮想通貨、先物など

インジケーター の種類

基本的なもの(MA, RSI など)

100種類以上+自作・共有インジ

チャート の美しさ・視認性

古めかしいデザインも多い

高解像度・カスタマイズ性が高い

マルチ チャート

1銘柄のみ(複数は別画面)

1画面で最大8分割(Pro以上)

アラート 機能

非対応 or 限定的

条件付き アラート 、スマホ通知対応

カスタマイズ性

限定的(色や ローソク足 程度)

柔軟に設定可、レイアウト保存も可

スマホアプリ連携

使いづらい or 非対応

PCと完全同期、スマホでも快適

Pine Script 対応

対応なし

独自インジ・戦略が組める

動作の軽さ・速度

ツールにより重いことも

ブラウザで軽快に動作(クラウド処理)

板情報・ 歩値

見られる(リアルタイム)

基本非対応(板・ 歩値 なし)

日本株リアルタイム性

あり(口座連携)

遅延あり(約20分)※

発注機能

あり

原則不可※(一部連携あり)

料金

無料(口座開設が必要)

無料プランあり、有料は月1,500円~

TradingView で日本株をリアルタイム表示するには、月額数ドルのデータ契約が必要です。

TradingViewが向いているのはこんな人!おすすめユーザーの特徴

  • 複数銘柄を同時に分析したい人
  • 米国株や仮想通貨も視野に入れている人
  • 自作インジや売買戦略を検証したい人
  • スマホ・タブレットでも高機能なチャートを使いたい人

こういったニーズを感じている方は、まずは TradingView の無料プランから体験するのが最適な一歩です。

基本機能は無料で試せるので、使い勝手や分析機能の豊富さをじっくり確かめられます。
「合うかどうか試してから決めたい」という方にもぴったりです。

👉【無料で始める】TradingView公式サイトはこちら

TradingViewが向いていない人・足りない機能とは?デメリットも正直に解説

  • 板情報や歩値を見たい人
  • 日本株を完全リアルタイムで見たい人(別料金)
  • チャートから直接発注したい人

とくに板情報や歩み値を利用した高速 スキャルピング のような短期売買スタイルがメインの方には、証券会社ツールで完結できるので TradingView は不要かもしれません。

TradingViewはバックテスト機能が強み!過去検証のメリットとは?

TradingView には「 ストラテジー テスター」があり、
Pine Script を使えば以下のような検証( バックテスト )が可能です:

  • 条件に基づいた自動売買の再現
  • 損益や勝率をグラフで表示
  • 各トレードの履歴・詳細を確認可能

証券会社ツールにはこういった高度なテスト・検証機能はほぼなく、戦略立案において大きな武器になります。

 「 バックテスト ってそもそも何?」という方はこちらの記事へ

【筆者の使い方と補足】TradingViewでの分析〜自動売買までの活用例

筆者の場合、 TradingView で簡易的に バックテスト
優位性のありそうな銘柄を長期間の分足 チャート で取得してローカルに書き出し( 要有料プラン )
自作システムでさらに細かい バックテスト

といった流れで利用しています。

TradingView 単体でも、同様の検証は「 ストラテジー テスター」機能で可能です。
プログラミングに詳しくない方でも、既存の戦略を読み込むだけで過去検証ができます。
くわしくはこちらの記事へ

自動売買運用

また、検証で優位性があると判断した戦略は、 kabu API を使った 自動売買 で実運用しています。

公開日時:2025-06-06 / 更新日時:2025-09-09 kabuステーション×APIで株の自動売買を始める完全ガイド|環境構築〜実践までわかりやすく解説 kabu APIとは?株の自動売買を始める前に知っておきたい基本kabu API

まとめ:分析はTradingView、発注は証券会社ツールの併用が実用的!

TradingView は、

  • テクニカル重視のトレーダー
  • 複数市場を分析したい人
  • 自作戦略を検証・改善したい人

にぴったりの分析ツールです。

一方、証券会社のツールは、

  • 板・歩値を見たい
  • リアルタイム性が最重要
  • すぐに発注したい

というニーズに最適です。

それぞれに強みと役割があるため、「分析は TradingView ・発注は証券会社ツール」という形で併用するのが現実的で効率的な運用方法です。

TradingView は無料プランでも高機能な チャート を体験できます。

「まずは使ってみたい」という方は、下記リンクから公式サイトにアクセスしてみてください。

👉 TradingView公式サイトはこちら

トレードの始め方初心者ステップガイド

🖕 当サイトが初めての方は、まずはこちらのステップガイドから全体の概要を掴むのがおすすめです。

チャートの見方
最短ステップガイド
今すぐ始める
自動売買環境を
最短ロードマップで構築
今すぐ始める

※本記事にはアフィリエイトリンクが含まれています。紹介内容は実体験・調査に基づき、正確さを心がけています。

あわせて読みたい

▶ 用語一覧へ

Kabutech Lab.で学ぶ

無料でより実践的なテクニカル分析を学ぶことができます。
さらに、自動売買構築・堅牢な戦略設計・ストラテジー作成も解説しています

※ Kabutech Lab.は一部有料ページがあります。 Kabutech Lab.