「株テック | Kabutech Lab.」は、日本株トレードを初心者向けに解説するメディアです。

ツールの使い方や考え方、環境構築方法を学ぶ場として、主に以下の内容を解説しています:

  • TradingViewを使ったバックテスト・ストラテジーの実践情報
    (プログラミング知識がなくても始めやすい検証ツールです)
  • 三菱UFJ eスマート証券のkabu APIを使った環境構築
    (日本株の発注が可能な数少ないAPI接続サービスです)

バックテストは自作プログラム(Pandasなど)で応用可能、発注は他の証券会社のRSSなどでも対応できます。
特定の証券会社やツールを強く推奨するものではありません。

以下の点にご留意ください:

  • 個別銘柄の売買や投資判断の助言は行いません。
  • サンプルのストラテジーやコードは学習・検証用の参考資料であり、実際の売買や利益を保証しません。
  • バックテストは過去データに基づく結果であり、将来の成果を保証しません。
  • 自動売買環境はエラーハンドリングと十分な整備が必須です。
  • 市場変動、システム障害、予期せぬ遅延やエラーなどのリスクがあります。

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公開日時:2026-07-09

ATRとは?|使い方・計算方法・トレードへの活用方法をわかりやすく解説

ATR(Average True Range)とは?

ATR (Average True Range)は、一定期間における価格変動( ボラティリティ )の大きさを数値化した テクニカル 指標です。

価格が上昇しているか下降しているかではなく、「どれくらい大きく動いているか」を測定することを目的としています。

そのため、株式・先物・FX・暗号資産など様々な市場で利用されており、 損切り や利確、 ポジション サイズの調整など幅広い用途があります。

👥 この記事は誰向け?

  • ATR (Average True Range)について基礎から知りたい方
  • ボラティリティ とは何かを理解したい方
  • 損切り ・利確に ATR を活用したい方
  • TradingView Pine Script ATR を利用した ストラテジー を作りたい方
  • 自動売買 バックテスト ATR を活用したい方

📖 この記事でわかること

  • ATR とは何か
  • ATR の計算方法と見方
  • ATR を利用するメリット・デメリット
  • ATR を使った 損切り ・利確・ ボラティリティ フィルター
  • TradingView Pine Script での活用方法
  • 実際の ストラテジー ATR がどのように利用されるのか

ATRは何を表しているのか?

ATR が大きい

ATR が小さい

値動きが大きい

値動きが小さい

ボラティリティ が高い

ボラティリティ が低い

利益機会もリスクも大きい

レンジ 相場になりやすい

損切り 幅も広くなりやすい

損切り 幅も狭くなりやすい

ATR は方向を示す指標ではありません。

ATR が上昇したから買い、 ATR が下落したから売りという意味ではなく、「現在どれだけ値動きが大きいか」を示す指標です。

ATRの計算方法

※詳しい式を知らなくても利用できます。

ATR は、まず各 ローソク足 True Range(TR)を求め、その平均値を計算して算出します。

計算は次の2段階で行われます。

  1. ローソク足 のTrue Range(TR)を求める
  2. 一定期間のTRを平均して ATR を算出する

True Range(TR)とは?

True Range(TR)は、1本の ローソク足 が実際にどれだけ価格変動したかを表す値です。
単純な「高値 - 安値」だけでは、前日の終値から大きく窓を開けて始まった( ギャップ アップ・ ギャップ ダウン)値動きを正しく評価できません。

そのため、True Rangeでは次の3つの値を比較し、最も大きい値を採用します。

  • 当日の高値 − 当日の安値
  • 当日の高値 − 前日の終値
  • 当日の安値 − 前日の終値
True Range = MAX(
    高値 − 安値,
    |高値 − 前日終値|,
    |安値 − 前日終値|
)

この計算により、通常の値動きだけでなく、寄り付きで発生した ギャップ も含めた実際の価格変動を測定できます。

ATRの計算式

ATR (Average True Range)は、True Rangeを一定期間平均した値です。

例えば14期間 ATR の場合は、True Range の14期間平均です。

ATRのメリット

  • 相場の勢いを数値化できる
  • 銘柄を比較しやすい
  • 値幅 に応じた 損切り ができる
  • 相場環境を判定できる

ATRのデメリット

  • 売買シグナルは出ない
  • トレンド 方向は分からない
  • 急変動直後は値が大きくなる

ATRの代表的な使い方

ATR損切り・利確

固定10ティックよりも

ATR ×2

などとする事での方が相場状況に合わせた 損切り が可能です。

  • 損切り ATR ×1.5
  • 利確= ATR ×3

ATRボラティリティフィルター

  • ATR が小さい場合は見送る
    → ボラが無い場合は トレンド が発生しない可能性が高い
  • ATR が大きすぎる場合に見送る
    → すでに伸び切って過熱気味の状況を除外

ポジションサイズ調整

ボラティリティ がある場合とない場合で同一 ロット だとリスクが別物です。
そのため

  • ATR が大きい場合に枚数を減らす
  • ATR が小さい場合に増やす

といった対処で リスク管理 にも利用できます。

TradingViewでATRを表示する方法

インジケーター 」「アベレージ・トゥルー・ レンジ ( ATR )」

から チャート に追加可能です。

Pine ScriptでATRを使う

Pine Script では次のように計算できます。

atr = ta.atr(14)

内部ではTrue Rangeを計算し、その値を平滑化して ATR が求められています。

まとめ

  • ATR は値動きの大きさを測る指標
  • 売買方向は分からない
  • 損切り ・利確・フィルターで広く利用される
  • 多くの 自動売買 でも採用されている

ATRはどんな人におすすめ?

  • ボラティリティ を考慮した 損切り を設定したい方
  • 自動売買 システムトレード を始めたい方
  • TradingView ストラテジー を作成している方
  • 相場環境に応じて エントリー を調整したい方

実際のストラテジーではどう使われる?

例えば当サイトで公開しているFO MA CROSS Strategy Templateでは、

  • ATR 損切り
  • ATR 利確
  • ATR ボラティリティ フィルター

を組み合わせています。

ATR は単体で売買シグナルを出す指標ではありませんが、他の エントリー 条件と組み合わせることで、相場環境に応じた柔軟な ストラテジー 設計が可能になります。

👉 FO MA CROSS Strategy Templateを見る

📌 迷ったらここ!あなたの現在地に合う次の一手が分かります

銘柄選び、ツール設定、テクニカル、リスク管理……etc
全てを一度に覚える必要はありません。「必要な部分」だけを取り入れて少しずつ進めていけば大丈夫です。

👉️ トレード基礎知識から戦略設計まで徹底解説 | 最短攻略ロードマップ

相場の土台であるトレンドの構造 (ダウ理論)をベースに各指標をどう組み合わせて戦略を立てるか、その全体像を体系的にまとめています。

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※本記事にはアフィリエイトリンクが含まれています。紹介内容は実体験・調査に基づき、正確さを心がけています。

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